久しぶりにPovrayのサイトを見るとPovClipseなるものが紹介されていた。Eclipseを使い、PovRayのソースコードの作成とコンパイル、シーンを作成しようとするものだ。
早速、PovClipseのサイトにあるインストール手順に従ってインストールした。インストール自体は一部、依存するプラグインをアップデートする必要があったが、特に問題なく完了する。
PovRay用のパースペクティブやプロジェクトが選択できるようになる。
レンンダリング設定は各ソース毎に設定する必要がある。
インクルードファイルの指定はプロジェクト毎に必要のようだ。プロジェクトを右クリックし、プロパティを選び設定する。
レンダリングの結果はImage Viewに表示される。
私の環境ではすぐにレンダリングできず、レンダリング結果の画像を書き込めない致命的なエラー(FATALエラー)が出てしまった。エラーメッセージには~/.povray/3.6/povray.confに誤りがあると表示された。そこでこのファイルの最後に次の一行を追加し、エラーを回避した。これはホームディレクトリ以下のディレクトリを読み書きできるようにするものである。
read+write* = %HOME%
Mac OS X用のPovRayはあるが、PowerPC用なのでUNIXソースを自分でmakeしたものを使っている。